2017年7月 動画撮影システム及びプログラムが特許権利を取得いたしました
2017年7月 【画像処理装置、画像処理方法、動画作成方法、動画用フレーム画像作成システム、動画作成システム及びプログラム】という名称の特許が権利化されました。
本特許の目的
弊社は、美しいジュエリーを見た目と同じように美しく撮影したいという思いがあります。
- ジュエリーが持つ貴金属や宝石の煌き
- 滑らかに動き色んな方向から見るジュエリーの表情
- シャープで鮮明な映像
これら弊社の要求を満たす撮影システムやビデオカメラをリーズナブルな価格で見つけることができませんでした。
そこで撮影システムを一から構築することになり、結果として進歩性を有することが証明されました。
本特許の概要
一般に市販されているビデオカメラ(一眼レフカメラも含む)は、1秒間で30フレームのデータを記録しています。被写体からの光を最大でも1/30秒間しか受け取ることができません。暗い場合は、光から変換された電気信号を増幅(ISO)させるという手法を取ります。しかしこれは映像にノイズが乗る原因になります。またレンズの性能を最大限に発揮(鮮明な像)できる絞り(F値)の値も限られています。
ジュエリーのような小さい反射物を大きく美しく撮るためには、シャッタースピードや絞りを最適なものにする必要があります。ビデオカメラでは上記制限上、美しく撮影することが困難であるとわかり、動画の1フレームに相当する部分を写真に置き換えてしまえばいいと考えました。
撮影システム概略図
パソコンでカメラ制御とターンテーブルのモーター制御を行い被写体を撮影していきます。
具体的には、
- カメラの初期設定、撮影枚数、移動角度等を設定する
- カメラのシャッターを切る
- 画像データを取得する
- 画像データを加工する(任意の位置、大きさでトリミング)。
- 加工されたデータを保存する
- テーブルを(移動角度/撮影枚数)°回転させ停止する
- 2に戻る
という制御を行っています。
画像を加工する利点は、動画にするときの作業工程が大幅に短縮できることです。
また、データを加工するとき、位置や大きさを時系列的に変えていけば、被写体が拡大縮小、移動しているかのような映像にすることができます。
弊社の特許をご覧になりたい方は、
JPA_2014093710.pdf
をご覧ください。
特許庁で【特開2014-093710】を取得することも可能です。
弊社の特許技術で制作した映像をご覧ください。
大手テレビ局でも絶賛された映像です。
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