感動と勇気をありがとう！

仕事とは全く関係がありませんが、私（伊木）のこれまでの人生に大きな影響を与えてくれた、イチロー選手が先日引退されました。心から敬意を表し、今後のご活躍をお祈りいたします。

アメリカ中部のテネシー州立大学を2001年に卒業した年にイチロー選手がメジャーリーガーとしてデビューされました。MLBで活躍されている姿をテレビで観て、同じ日本人として誇らしく思いました。

2001年の12月に卒業し、様々なことがあって、卒業後はアメリカで就職活動をしていました。中々結果が出ずにいたところに心機一転就職活動の場を西海岸へ移しました。オレゴン州ポートランドには渡米前の短大でお世話になった先生が居られ、そこでホームステイをさせてもらいながら就職活動をしているときにイチロー選手が所属するマリナーズの試合をシアトルまで見に行きました。

イチロー選手の番号の入ったユニフォームやＴシャツを着たファンを見ると、本当に勇気づけられました。引退会見時に話されていたように、日本人はアメリカ本土では外国人です。その立場であるにもかかわらず第一線で結果を残すことは並大抵の努力、気力ではできないです。試合で活躍される姿をシアトルで観れたことは私にとって大きな宝物の一つになっています。

結局、アメリカでの就職活動は2002年の冬までの1年間行いましたが結果が出ず、ビザの関係もあり日本に帰国して就職活動をしました。様々なことにチャレンジし、失敗もたくさんありますがそれでも前を向いて進んでこれたのはイチロー選手の活躍する姿をテレビで観たり、ニュースで聞く度にポジティブな影響を与えてくれたからだと心から思います。同じ日本人として、本当に誇らしく、リアルタイムで活躍を見れたことは幸せでした。感動と勇気、そして情熱に感謝です。